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高力率タイプって?

力率とは?

力率とは、交流回路における電流と電圧の位相差の余弦で表される量を指します。
蛍光ランプは頁性抵抗のためスタート時に高い電圧が、放電後は電圧を下げて 一定の安定した電流に押える必要から安定器を使用します。その為、 誘導性リアクタンスが大きくなり入力電圧より、電流の位相が遅れ力率が低くなります。

力率の計算方法

コンデンサを挿入すると・・・

コンデンサを挿入すると電流の位相が進み、力率は改善されます。

入力電流は少なくなりますので、大量に使用される時は、電線の太さ、スイッチの容量等少なくて済み、設備費は安くなります。

  入力電流 消費電力
低力率 高力率
100Vグロー式 52W 1.27A 0.72A 65W
40W 0.95A 0.57A 52W
32W 0.75A 0.44A 40W
30W 0.62A 0.41A 37W
20W 0.375A 0.27A 24.5W

まとめ
●コンデンサを用いて力率を高くしたものを『高力率タイプ』と呼びます。
●高力率タイプにすることで、蛍光灯を同じ場所に多数使用するほど設備費が安くなります。