インバータ方式の特徴
蛍光灯は、その点灯方式によって「スタータ式」「ラピッドスタート式」「インバータ式(高周波点灯専用式)」の3種類に分類されます。
低価格で広く一般に普及しているグロースタータ式(スタータ式)、即時点灯が可能になったラピッドスタート式に比べても大きな利点を持つインバータ式は、省エネ性に優れる方式として、現在普及が進んでいます。
インバータ式は、50または60Hzの商用交流電源をインバータ(電子安定器)によって直流に変え、さらにそれを高周波の交流(20~50kHz)に変換してランプを点灯させます。
そのため、50Hz、60Hzのどちらの地域でもそのまま使用することができます。
そのほかにも他方式に勝る大きな特徴があります。高周波点灯によりランプ効率がアップしているため、省電力・高照度化を実現しています。
また、蛍光灯特有のチラツキが少なく、目に優しい光であること、即時点灯も可能なことなどが挙げられます。